ごあいさつ

アンチエイジングとは

人生では生老病死の四苦を避けて通ることができません。

老いていくにつれて気力、体力などすべてが衰退して自由が利かなくなり、病気がちになります。

科学的根拠に基づいて気力、体力の充実をはかり、病気になりにくい身体づくりを目指していこうという学問がアンチエイジング医学です。

人間の老化度には個人差があり、実年齢よりも若い人もいれば老けている人もいます。

老化度を決める要因としては、遺伝的要因が大きいのですが、現在まだ遺伝子へのアプローチは実用化しているとは言えません。

ほぼ同一の遺伝子を持つ一卵性双生児でも、ペアの各々で老化度が異なることから、老化度を決定づけているのは遺伝子だけでなく、環境要因も重要であることが明らかです。

老化に働く環境要因を避け、老化を防いでいくことが現在のアンチエイジング医学の基本です。

以下の点が重要なポイントです。

 

1)神経、血管、骨、筋肉、ホルモン、免疫のバランスの良い老化

2) 遺伝子や細胞を傷つける酸化ストレスや糖化ストレスを減らす

3) 長寿遺伝子をONにする生活習慣

4) 腸内環境を整える

5) 重金属や有害化学物質を避ける

 

以上の状態を評価する方法としてアンチエイジングドックを行います。

 

<アンチエイジングドック>

神経年齢、血管年齢、骨年齢、筋肉年齢、ホルモン年齢、免疫年齢、糖化年齢を判定します。

ビタミンD、男性・女性ホルモン、オメガ3系脂肪酸、ホモシステイン、酸化ストレス・抗酸化力を測定するコースもご用意しています。

オプションとして腸内フローラ、遅延型フードアレルギー、重金属検査も実施することが可能です。

いずれのコースでも結果をチャートに描いてビジュアルでわかりやすい報告書を作成してお渡しします。

実年齢よりも老化している部分があれば、改善のための方法をご指導します。

 

アンチエイジングドックの結果、病気があることが判明した場合には保険診療での治療をご提案します。

病気ではないが放置しておけば病気にいたるような異常が見つかった場合には、生活習慣の改善、運動と栄養指導を行います。

必要があればサプリメント、ホルモン補充療法、キレーション点滴療法に関するご提案も可能です。